日本は雨や雪が降りやすい国です。その中で住まいの快適さを維持し、家を綺麗に保つためには建物を水から守ることが大切です。建物内へ雨水が浸入すると、建物の骨格を支える柱や梁の腐食が発生したり、鉄筋が錆びたりします。
水漏れは悪臭や腐食の原因になるだけでなく、カビやダニなどを発生させ、健康を害することにもなります。そのまま何もせずに放置すると建物の寿命を縮めてしまいます。
点検として建物の内外を定期的に観察して、異常が発生していないか確認してみてください。特に地震や台風の後は、外壁などにひび割れや剥がれが発生しているのをよく見かけます。
しかし一般の目では壁の内側に隠された劣化まではなかなか見抜けません。私達プロによる定期的な診断を受けることをオススメしております。
防水工事種類
ウレタン防水:耐久性があり、どんな場所でも施工が可能です。液体のウレタン樹脂を複数回流し、防水層を作り雨水などを防ぎます。安価で耐久性もあり主流になっています。(下の写真がウレタン防水です)
ゴムシート防水:合成ゴムシート利用した防水方法であり、1層で防水層を作ります。安価で耐久性もありますが、鳥害や角に対しての施工がむづかしくあまり施工に使われておりません。
塩ビシート防水:下地調整がさほど必要なく、メンテナンスも簡略化できます。初期費用は他の施工方法よりも高いですが、その後のメンテナンス費用を考えるとトータルコストはとても安いです。鳥害もなく、自動消化性もあるので安心です。